統合失調症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
相談者 Y.S.さま
傷病名:統合失調症
年金制度と等級:障害厚生年金2級(国家公務員共済)
請求の方法:事後重症請求
年齢:50代男性
就労の有無: 無
相談に至った経緯
自衛隊に37年間勤め定年退職されました。勤務中の平成4年頃に統合失調症を発症し、以来病気と付き合いながら定年まで勤務されました。定年退職後、不眠や妄想が強くなり体調が不安定な日が続いていたところ障害年金を知り、社労士へご相談されましたが、障害年金は専門外とのことで当事務所にご紹介を頂きました。
サポート依頼から年金請求まで
お話を伺うと、現在も不眠や妄想、抑うつ症状でお困りとのこと。日常生活も奥様の全面的なサポートを受けながらお過ごしのご様子でした。定年後の再就職を考えていたものの、現在は働ける状態にはなく、2級相当に感じました。診断書依頼時には、伺った日常生活のお話を書面にまとめ、それを参考にご本人から主治医の先生に日常生活の状態を詳細にお伝え頂きました。
定年まで自衛隊としてフルタイム勤務をされていましたので、事後重症請求として請求しました。
結果
約3ケ月後、障害厚生年金2級(配偶者加給年金あり)が認められました。