脳血栓
脳の血管に血液の塊(血栓)ができて、血管が詰まってしまう病気が脳血栓です。発症すると、片側の顔面麻痺や、舌の麻痺のためにろれつが回らないなどの症状が見られます。意識障害や失語、失行、失語、半盲、高次機能障害や手足の麻痺が起こることもあります。
脳血栓の影響で、構音障害(ろれつが回らないため発音が正しく出来ない症状)が強い場合には「言語障害」として障害年金を請求します。障害等級の目安としては「音声若しくは言語機能障害のため意思を伝達するために身ぶりや書字等の補助動作を必要とするもの」は2級、そのほか言語機能に相当の障害を残すものは3級に該当するものとされています。
言語障害には1級はありませんが、他の障害と併合認定された場合はより上位等級に繰り上がる可能性もあります。