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上下顎欠損

「上下顎欠損」は交通事故などの外傷により、歯茎や顎の一部などを欠損した状態を指します。歯の喪失による咀嚼障害や、鼻咽腔閉鎖不全、発音障害などの後遺症が残ることがあります。上下顎欠損により「音声又は言語機能に著しい障害を有するもの」と認められる場合は障害等級2級に該当する可能性があります。

 

「音声又は言語機能に著しい障害を有するもの」とは、具体的には「音声又は言語を喪失するか、または意思を伝達するために身ぶりや書字等の補助動作を必要とするもの」または、「4種の語音のうち3種以上が発音不能又は極めて不明瞭なため、日常会話を誰が聞いても理解できないもの」と定められています。

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