役所で年金をもらえないと言われた
諦めないで! こんな場合でももらえます
市役所の年金課や年金機構で、「受給はムリです」と言われて、障害年金の受給を諦めてしまう方が多いようです。おそらく保険料納付要件を満たしていなかったり、初診日を証明できなかったりするのでしょう。
カルテは法律上5年間保存する事になっています。そのため制度の事を知らなくて5年以上も前の分を請求したり、長い年月かけて徐々に病状が進行したりと、初診日から長い期間経過していることもあります。そのような場合、カルテが破棄され初診日の確定が難しくなります。
初診日を確定するために重要なカルテが、病院に「ない」と言われた場合でも簡単には諦めません。「病院内には置いていないだけで、外部の倉庫にあるのでは?」と聞いたことで無事にカルテが見つかったことがありました。
このように何かの要件を満たしていない場合、市役所の年金課や年金機構で「受給はムリです」と言われてしまうかもしれません。そんなときは、あきらめずご相談ください。
カルテ以外でも初診日の証明になる資料もあります。また、例えば保険料納付要件を満たしていない場合、20歳前の初診日を見つけられた場合には「20歳前障害年金」が受給できる可能性があります。20歳前障害年金の場合は保険料納付要件が問われないため、保険料を全く納めていない方でも救済できるかもしれないのです。
どんなに難しく見えるケースでも色々な角度から可能性を考えて、希望の光が見いだせるように尽力いたしますので、他で断られた場合でもぜひ一度ご相談ください。